これはとてもよく聞く質問です。この問いかけをしない翻訳者は絶対にいないでしょう。私もこの仕事を初めてからすぐにこの事について考えるようになりました。そして答えを探すのに数年かかりましたが、それでも本当に正しい答えはわかりません。しかし、他…
Nommo Translateアプリは、ユーザーが使用しやすいシンプルなインターフェースを通して異なる言語間で翻訳と通訳を提供するためにデザイン、開発されました。言葉の障壁を取り除くという試みにおいて、Nommo TranslateアプリはアンドロイドまたはiPhoneユー…
ちなみに、言語の習得においても一般的な認識の原理 高レベルの内容が理解できれば、それより低レベルの内容はおのずと習得できるという法則が当てはまる。二次方程式を解ける人は足し算も簡単にこなせるのである。したがって最初からむずかしいものに挑戦す…
さて、この第四ステップで、映画以外に使用できそうな教材をあげておけば、登場人物が決まっていて、似たような状況がくり返されるシリーズもののテレビドラマなどもいいだろう。映画のビデオをある程度見たあとなら、こうしたものを活用するのも効果的であ…
しかし映画を見ながら、その背景に一国の文化を読み取るのはそれほど簡単なことではない。ストーリーを追うのに忙しくて、細部まで観賞する余裕がないことも、その理由の一つである。また、さまざまな場面に見られる彼らの日常生活の姿はたいてい非常に自然…
いたずらに危険視するばかりでは、その国の文化を真に理解することはできないものだ。また、いったんそれを理解できれば、恐れる要素など何もないことがわかる。そして、文化の埋解とは言葉をマスターしていくことで深まるのだし、その生きた言葉を学ぶには…
文化といっしょに言語を学ぶべきだといったが、国内でそれを習うかぎり、英語圏の文化を通じて英語を習得することは不可能ではないか という意見もあろう。いっけん筋の通った考えだが、じつはまったくそんなことはないのである。同様に、外国語は幼少期に学…
英語で悩みや相談事を話していると、不思議に感じられることがある。韓国語で表現しようとすると複雑でむずかしくなってしまう内容のことでも、英語を使うと、じつに単純に伝えられるケースがあることである。ときには結論さえすぐに導き出せてしまう。これ…
この第四ステップを実践するうちに、英語が「自己発展」する現象が起こる。目に入り、耳に聞こえるすべての英語が、頭の中に用意された「英語の部屋」に自動的に入力され、自動分類されて、貯蔵されるのである。その後、あなたの英語力は自分でもびっくりす…
「その感情移入を、今回、映画で英語を学びながら何度か経験しました。男性が話すときはそうでもないのですが、ヒロインが話しているある瞬間に、『あ、これはまさに私がいいたいことだ』と、ふと感じることがあったんです」 登場人物への感情移入-‐-英語…
概要低分子クラスの非コード1本鎖RNAであるマイクロRNA(miRNA)は、標的遺伝子の特定配列に結合して転写後の遺伝子発現を調節するため、生物の発生と疾患発現の重要な調節因子として認識されている。また、miRNAの中には骨芽細胞や破骨細胞、または軟骨細胞の…
「癌研究はいよ変わりつつある。基本から変わりつつあるんだ。分子生物学や分子遺伝学がすすむにつれて、いままでと違った見方が出てきた。その中でも細胞周期(cell cycle)の動きが大きいと思う。細胞周期が遺伝子によってうよく調節されていることがわかっ…
クラモチさんに本当にお伺いしたいのは、バイオサイエンスについてだけど、参事官殿にとっては、個々のことより大局が大切である。クリントン大統領のお話、日本の科 学技術基本法のお話、科学技術庁が脳研究を推進するお話を伺った。けど、小市民小研究者の…
「それから、オーラルゲノムプロジェクトもおもしろい。形態形成で最もインパクトが強いんは、ヒトの場合、顔や。顔の造りがどーたらこーたら、人はずいぷんと気にし はりますな。ところが、顔面の形態形成のメカニズムの研究は、いよまでほとんどやられてな…
最先端はチップ・テクノロジーやね 「最先端は, DNAの“チップ・テクノロジー”やね」マイクロアレーちゅうテクノロジーやね。遺伝子の発現パターンを一網打尽につかまえて、いっぺんに解析してしまうテ クノロジーや。例えば、癌細胞と正常細胞の全部のmRNAの…
「どんなことでもいいですか」、と最近のバイオサイエンスの動向を聞いてみた。 大きな耳をさらに大きくさせて、「最近ますますNIHが住みにくくなってきた。せちがらくなった これはNIHの外の世間一般がせちがらくなったせいで、その影響だと思 うけど。例…
「そりゃ、モレキュラー・バイオロジーでしよ」とズバリ一言 この人が20代の大学院生だったころから知っている。そのころから個性的な人である。ます顔が大きい。そして、眼がギョロリとしている。耳が大きい。何となく牛に似てい て、昔のあだ名はキュー…
「研究者の人生観にも最近コ可か変化はありますか?」、と聞いてみた。 「ワタクシは、団塊の世代と若い人の間の“はざかい期"世代です、団塊の世代は、 日本の高度成長を支え、世界に負けない日本の科学体制をつくろうと、アメリカに ポスドクとして学びにきま…
「アメリカの研究者社会で最近何か変化を感じることがありますかワ」、と伺った。 「正確さは6~7割ですが、ビル・クリントンはNIHをしめっけようとしてます。いままで生物医学研究に莫大な投資をしてきましたけど、その見返りが少なすぎよした。例 えば厂‘癌…
30代後半男性 神経科学がいいようです 「やりたいことがあっても、技術がなければ、研究はできません。日本にいたとき、ワタクシは分子生物学を十分学んでいなかったので、研究の視野が狭くなっていまし た。それで、技術をたくさん習得しようと思ってアメリ…
「本当はネー、日本に帰りたかったんですよ」、と野水さんはおっしゃる。 「NIHには8年ルールというのがあって、8年たったら、NIHテニュア(NIHの終身在職権)をとってNIHに残るか、そうじゃなければ出ていかなきゃならないんです。NIHテニュ アをとろうとした…
野水さんの研究分野は有機化学のペプチド化学である。 「現在の私の研究どんどんバイオロジーに向かっています。化学物質そのものの研究から、化学物質を感じる動物細胞表面のレセプター、細胞表面のレセプターから細胞内シ グナル、細胞内シグナルから核、と…
「私はソーシャルワーカーですよJ NH30号館4階の図書室で友人を待っていたら、初対面の野水基義さんが話しかけてきた。小太りで二コニコした気のよさそうな人である。あごのあたりに少し無精ヒゲをは やしている。 「NIHにいる日本人研究者の一番大きな団体…
スーザン夫人が炒めてくれた大きなエビを食べながら、「どんな調査研究をしているの?」、とケンが聞く。 「ウ~ン」自分でもまだよくつかめていない。そのころは暗中模索だったのである。 話題がポスドクの研究姿勢に移っていった。 「そういえば、あるころから…
ケンの住むベセスダはワシントンD.C.の中心から地下鉄で30分ぐらいのところにある 日本でいえば、杉並区あたりに住んでいることになる。東京とはどえらい差である。 ワシントンDC郊外は驚くほど緑が多い。野生動物もまだまだたくさん棲んでいるのだ。 室…
実験動物を使わざるをえない状況の「バイオ」研究者と大学院生、そして、動物実習で解剖をしたりさせられたりする学部生は、動物実験をどう思っているのであろうか。動 物実験の倫理についての教育を一切受けてこなかった。それで、どう対処していいかわから…
大学院生のとき筋肉タンパク質を必要とした折りに、指導教官の指示に従って、生きたウサギを暴れないように押さえつけ、大きな包丁で断頭し、新鮮な筋肉を取り出したこ とがある。精神的にはかなりのストレスであった。その後、教官として学生を指導する立場…
いままで主に物理学者の唱える研究倫理についてふれてきたが、「バイオ」の研究倫理でも実はかなり深刻な問題が表明されている。[バイオ]の実験研究をする際の 倫理について最近いくつもの著書が出版された。 しかし、全体を論じることはしないで、身近な…
宇宙物理学者の池内了(名古屋大学教授)は科学研究者の倫理観に鋭敏なセンスをもっている。 池内は、阪神・淡路大震災で5500人以上の死者が出たその「結果責任」は、地震学者、都市工学者などにもあるとしている 地震学者は、「関西には地震が起こらな…
例えば、次のような話がある5)。カナダのトロント大学の遺伝学者ザーメルの率いる研究チームは力リフォルニアのスィークエナ・セラビューティック社から資金をもらって大西洋 に浮かぶトリスタン・ダ・クンハという小島にやってきた。なお、スィークエナ・…