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チンパンジーとヒトの子をつくりますか?

 


    ワシントンに点在するスミソニアン博物館は、どこも無料である。航空宇宙博物館、自然史博物館、国立美術館など、どれも世界のトップレベルのすばらしい博物館である そ
の1二つにワシントン動物園がある。もちろん、ここも無料で入れる。しかも日本の上野動物園よりはるかに空いている。

 入ってすぐの所に、黒ブタを少し大きくして、胴半分を白く塗ったような動物が2頭いた。バク(Tapir)と書いてあった。夢を食べるといわれるバクである。解説板に“絶滅に瀕してい
る動物”と書いてあった。

 バクを見ていたら、近くのスピーカーから何か説明している声が聞こえてきた。行ってみると、オープンスペースの草原に、チータが1頭と、胸もとにマイクをつけた飼育係が2人い
た。チータはライオンより少し小さい猛獣である。見物人と草原の間にはチータが飛び越せない柵がある。飼育係は長さ2メートルぐらいの棒でチータを警戒しつつ、草原を歩きながら
チータの特徴を説明していた。そして、もっていたボールをやたら遠くに放り投げた。チータは草原を疾走しボールに飛びついた。解説板に“絶滅に瀕している動物”と書いてあった。

 チータ園のとなりにジャイアント・パンダ園があった。中国からアメリカに贈られた2頭の熊猫(コレ、中国語)のうちの1頭だ。1頭は1992年暮、原因不明だが、急死している。老
衰という説もある。解説板に“絶滅に瀕している動物”と書いてあった、