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どのように自分だけのクライアントを探すのか。

 

これはとてもよく聞く質問です。この問いかけをしない翻訳者は絶対にいないでしょう。私もこの仕事を初めてからすぐにこの事について考えるようになりました。そして答えを探すのに数年かかりましたが、それでも本当に正しい答えはわかりません。しかし、他の翻訳者と自分の経験を共有したいと思います。とても役に立つ情報だと思います。

 

この業界での新米者として翻訳者は仕事を探します。大手企業に直接問い合わせるほどの十分な経験がないため、他のプレイヤー、つまり翻訳事務所にアクセスします。最初のスタートとしては王道だと思います。しかし、最終目標は自分のプロジェクトと顧客をもつことです。翻訳事務所のために働くことは、経験を得る上では大きなチャンスとなります。また、翻訳サービスに対する企業の要求を把握することもできます。十分な経験を得た後は、会社に直接連絡してみるとよいでしょう。自分のコラボレーターのクライアントにコンタクトをとるのはフェアな方法ではないと私は強調しておきます(翻訳事務所と契約した場合には、その契約の中にクライアントとの直接的な連絡を禁ずる条項が含まれていることがほとんどであるため、この行為は避けたほうがよいでしょう)。他の企業を探してサービスを提供することをおすすめします。翻訳事務所と他の企業の両方のために働くことができます。インターネットを利用してクライアントを探すことが可能です。そしてその際に“誰が自分のサービスを必要としているのか”ということを考えなければなりません。

 

その答えは一般的に考えられているほど複雑ではありません。多国籍企業、輸入会社、外国に支店を持つ会社、外国企業の支社、弁護士などです。

 

多くの翻訳者はいくつかのネガティブな答えを得た後に失望するでしょう。他の者はこれらの企業に連絡しようとも思わないでしょう。なぜなら“これは大企業だから、重要な仕事は翻訳事務所に発注できるほどの十分な予算を使えるだろう。だから自分がメールを送ったところで意味は無い”と思うでしょう。インハウスの翻訳者を雇っている企業でさえ、翻訳を外注することがあるという事実を知るまでは、私も同じように考えていました。あなたの名前がそれらの企業のデータベースに登録されれば、案件を相談されるチャンスがかなり大きくなります。あまりにも分量が多い場合には、インハウス翻訳者への負担が大きくなるからです。プレゼンテーションや会議、マーケティングなど、クライアントは他にもすることが山程あります。仕事の量は一年を通して一定ではありません。そのため、短期間の間により多くの翻訳者を必要とすることがあるのです。

 

他の方法は、インターネットにアドレスを掲載したり、自身のウェブサイトを持ったりする方法があります。ウェブサイトの場合は投資するということになりますが、すぐに元を取り戻すことができるでしょう。翻訳者を必要としている会社や個人はインターネットを利用してあなたを探しています。あなたの存在に気づけば、連絡するでしょう。さらに、サーチエンジンにお金を払いサービスを利用することもできます。これを行った場合には、ウェブページの右側に自分のサイトが表示されます。たとえ、他の企業や翻訳者のウェブサイトへのリンクが表示されても、自分のサイトがスクリーンの右側で紹介されます。

 

クライアントから直接依頼を受ける他の方法は、ベストなサービスを提供することです。自分の仕事をしっかりこなせば、満足したクライアントはそのことを宣伝してくれるでしょう。そのクライアントはあなたのことを他のビジネスパートナーに紹介したり、あるいは新しいクライアントをあなたに紹介してくれるでしょう。そのため、どのような状況においても、翻訳者はプロとして行動しなければなりません。たとえクライアントのことを好きになれなかったり、仕事に対する十分な報酬を受けていないと思っている場合でも、そのような考えを持って仕事に支障をきたすようなことは避けなければなりません。