保育現場での相談で、「保護者への対応」の次に多いのが、「集団活動に参加できない」「行事に参加できない」「かんしゃくやパニックを起こしてしまう」「まわりの子どもたちへの理解はどう進めたらよいか」などです。 「気になる子どもたち」の「気になる行…
「言語性LD」とは、一般に視覚認知(主に絵や図形・記号などの理解・表出、・操作など)のよさに比べて、ことばに遅れが見られるような発達上の偏りがある場合に使われることが多いようです。具体的には、①ことばの理解と表出の遅れがとくに目立つ場合、②…
保育の現場で「知的匚は正常なのに どうもことばの理解が悪い」[うまくお話ができない]「とっても不器用でお絵かきが描けない」などの「ちょっと気になる子ども」が増えてきて、近年来「LD(学習障害)」ということばがよく聞かれるようになってきていま…
ADHD(注意欠陥/多餘葭障害)の発症年齢および発生率について触れてみたいと思います。発症年齢は、7筬以前と診断基準(中根ら、 1994)ではされています。通常生後5年以内に生じますが、 3、4歳まではどの子どもで払少なから子多動の傾向がありますし…
さらに衝動性とも関連しますが、しばしば思うようにいかないために腹を立てて怒るとか、他児率家族に暴力をふるったり、かんしゃくを起こすこともあります。大人に対しても、口論をしたり、反抗的な態度をとったりします。よくあるのは、親に対して[○○を買…
(2)多動性(過活動) みんながおとなしくなにかやっているときに一人で突拍子もないおもしろいことを始めてしまう。みんながやっている活動が終わらないうちにその場を離れていってしまう。みんなが座っている状況で、すぐに席を離れてしまう。あるいは他…
幼稚園や保育園にいつも動き回っている子ども、一つのことに注意をしっかりかけて集中することができない子ども、忘れ物ばかりする子ども、先生の指示が聞けないけれど自分の好きなことには集中できる子どもなど、知的には問題がなさそうなのに行動が変な子…
アスベルガー症候群を自閉症と区別して考えた方がよいかどうかは議論となるところですが、現在の国際的な診断基準では自閉症とアスペルガー症候群を区別して診断することになっています。 アスペルガー症候群の自閉症との一番大きな違いは、[明らかな言語面…
これ以外の感覚の異常としては、痛みに鈍感だったり(痛覚の異常)、ずっと長い間振動している台の上や回転し続けるハンモックの中に乗っていても平気だったり(前庭感覚の異常)、寒くても薄着をつらぬいたり、靴下をはかながったり、あるいは一度靴下をは…
以前はたいていの症例では、精神遅滞をともない、遅滞の程度は中等度(IQ35~50)の場合が多く、およそ4人に3人の自閉症の子どもは知的な発達に遅れが認められるといわれていました。しかしながら最近の調査では、広い裾野をもつ病態であり、自閉症グループ…
同じことを繰り返したり、興味や関心に偏りがあったりせまかったりする 自閉症の3つ目の主な特徴として、いつも同じようにものごとが進んだりしていないと不安になりやすかったり、司じことを繰り返して何度でもやったりするという行動があります。しばしば…
言葉をしゃべったり、相手から言われたことを理解するのが苦手 自閉症の子どもでは、3歳までの生育歴で「ことばの遅れ」がほぼ全員に見られます。名前を呼んでも振り向かなかった、指さしがなかなか出なかった、1歳半子ぎても有意味なことばを一語も言わな…
前項で簡単にふれました自閉症児の行動特徴について、「3つの領域の障害 (社会性・コミュニケーション・興味関心や行動パターンの異常)]を中心にして、説明していきたいと思います(内山・桑原、2000)。 (1)社会的相互交渉の問題一一一人とのやりと…
広汎性発達障害(PDD ; Pervasive Developmental Disorder)は聞き慣れないことばかもしれませんが、保育の現場でよく見られる自閉症やその周辺の疾患のことをいいます。 ことばだけの遅れではなく、人とのやりとり(社会性)、そして基本的な生活習慣など…
幼稚園・保育園児の中にもかならずといっていいほど、ダウン症候群の子どもがいます。両方の目が離れていて、鼻が低く丸顔の独特な風貌で、ぽちゃぽちゃとした体つきで、にこにこ笑っている愛嬌のある子どもです。ダウン症候群は、染色体の異常一21番目の染…
必要に応じて畤折一時的に支援を提供すればよい程度です。たとえば、失業したり病気になったときなど何かの場合にのみ支援が必要となります。支援を一定の期間必要とする程度です。たとえば、期間限定の就労訓練や学生から社会人になるための移行のための支…
前項の「障害とは」で「障害」に関する考え方を述べましたが、「肢体不自出」「視覚障害」「聴覚障害」などの「目に見える」障害とは異なり、これから述べる「精神遅滞」や「広汎性発達障害」「自閉症」「学習障害]などの「発達障害」は、外からみてなかなか「見えにく…
小学入学前の年長組になりますと、身体の協応運動機能もさらに伸びてきて、ブランコをこぎながら立ったり座ったりしたり、縄跳びが一人でできるようになったり、ジャングルジムで落ちないようにしながら他の子どもと鬼ごっこをしたりするようになります。手…
そういえば、オックスフォードの関係者が自負の念をこめてthe other university (別の大学)と呼ぶ、名門のケンブリッジ大学に進んだ英語学者のウォルター・ナッシュは、入学前には「ナプキン」をservietteと呼んでぃたところ、大学に入学するとtable napkin…
では、デクスターの処女作の一部を読んでみよう。舞台はオックスフォードからウッドストックへ向かう道路ぞいのThe Black Prince。 ゲイはこの由緒あるパブで働く女性である。 (5)“Now, sir. “・We'd all like the same again, please.Three gins and tonic…
パイントの半分の量はa half pint、あるいはただa halfともいう。一般にhalf (半分)の複数はhalvesであるが、半パイントの複数はhalfsとなり、 A pint and two 加俸、please. Oパイントと半パイント2杯お願いします)のように注文することになる。 これは…
ねこといえば、有名なイディオムにcats and dogsがある。 It rains cats and dogs・ (雨がどしゃぶりに降る) のように使われるのはご存じのことと思う。これは定型表現で、 It rains a cat and a dog. It rains the cat and the dog. It rains dogs and cat…
詩の世界から散文の世界へ。アメリカの小説家アーネスト・ヘミングウェイに「雨中のねこ」と題する短編小説がある。原題ぱCat m the Rain'≒無冠詞単数の“Cat"は一風変わった用法である。俳句の英訳ならいざ知らず、アメリカ小説の題名としては非文法的なので…
この俳句にはすでに多くの英訳が公にされてきた。Hiroaki Sato [佐藤紘彰], (『100匹の蛙一連歌から俳句の英訳』)には100を超える英語訳が収められている。なかには意外な訳も散見されるが,まずは標準的なものからご紹介しておく。 (3)The 01d pond;…
数年前に高等学校の英作文用の検定教科書を編集したことがある。編集会議では、生徒が知っている語彙とその課の例文を用いれば、ほぼ自動的に書ける平易なテキストをめざすとの発案で、作文の練習問題には注をつけないという方針を決定した。 しかし、編集作…
清水義範の短編小説「永遠のジャック&ペティ」は、中年の読者にとってはとてもなつかしい作品である。中学校の英語教科書の主人公、ジャックとベティが50歳になってアメリカで再会したという場面設定である。早速、会話の箇所を読んでみよう。 「あなたはベ…
次の例は[長距離電話」。手もとの和英辞書によれば、a long-distance call (米)との記載がある。 どちらを使ってもよさそうだが、 その使い分けが致命的になる場介もある。 舞台はアガサ・クリスティーの名作『オリエント急行殺人事件』。ノリとイスタンブ…
次の例は[長距離電話」。手もとの和英辞書によれば、a long-distance call (米)との記載がある。 どちらを使ってもよさそうだが、 その使い分けが致命的になる場介もある。 舞台はアガサ・クリスティーの名作『オリエント急行殺人事件』。ノリとイスタンブ…
日常生活で誤解を招きやすい例をもう1つあげておく。subwayという単語から私たちはなにを思い浮かべるだろうか。「地下鉄」と答える人が多いはずだ。事実、東京や大阪など日の地下鉄はsubwayと表示されているし、高等学校の教科書でも「地下鉄」の意味でsubw…
発音から語彙のレペルに話を移そう。全体としては英米における相違は発音ほど大きいとはいえないが、ときに誤解を与えかねない語があるので、注意が必要である。たとえばfirst floor という表現。アメリカでは「1階」を意味するのに対して、イギリスでは「…